ニュースレターをおすすめる理由
「ニュースレター=アナログ販促ツール」です。
「アナログ販促」は「デジタル販促」に比べていろいろな経費がかかります。
印刷代や発送料金などですね。
だから「アナログ販促はやらない」と考えている方は、非常にもったないことをしている可能性があります。
その理由について説明します。
あなたのお店(会社)の利益は誰からもたらされていると思いますか?
そのほとんどは既存客(リピート客)からもたらされています。
既存客(リピート客)とは、いつもご来店(ご購入)いただいているお客様のことです。
実は、新規客からはほとんど利益はもたらされていません。
…というか、新規集客の場面では赤字になっている可能性もかなり高いのです。
(なぜ、新規集客で赤字になっているのか?については、ここでは割愛しますね)
さらに、「リピート客」の中でも、特に上位のお客様から多くの利益がもたらされています。
特に「B to C」の業種の場合は、上位2~3割のお客様で7~8割の利益が生み出されています。
ここでいう「上位客」とは、「一年間の合計購入金額」の上位者を指します。
(「来店回数」や「購入回数」ではありませんのでご注意ください)
この上位客だけは、何があっても離してはいけないお客様(=VIP客)ですから、このVIP客に対しては「デジタル販促」ではなく「アナログ販促」をするようにしてください。
イギリスのある大学が、「アナログ販促」と「デジタル販促」の効果を測定したところ、全く同じ情報を流しても、「アナログ販促」のほうが10倍くらい高い反応を示したそうです。
当たり前の話かもしれませんね。
インターネットは20年ほど前に出現したものですが、「アナログ」には数千年の歴史があります。
太古の昔、中国では竹に文字を書いて伝達していましたし、「紙」が生まれたのは5,000年前。
15世紀には「印刷」も誕生しました。
その頃からずっと私たち人間は、「情報=物で受け取るもの」と認識してきました。
これがDNAに深く刻まれているわけだから、「アナログ」のほうが10倍効果的であることは当たり前の話かもしれません。
だから、特に上位客に対する「来店」と「来店」の間の接触は「アナログ販促」のほうが効果的なのです。
アナログ接触をすることで、再来店の可能性が格段に上がるということです。
そこで、私がおすすめする図式は、上位客は「アナログ販促」で接触し、それ以外のお客様には「デジタル販促」で接触する流れです。
このWの接触で費用対効果がかなり良くなります。
その「アナログ販促」の中でも特に効果的なのが「ニュースレター」です。
だから、私はアナログ販促ツールである「ニュースレター」をおすすめしているわけです。